平和な未来を築く次世代に責任を取れる青年として、多くの人を人とが響きあい、お互いを理解できる新たなつながりを構築いたします。

そして、洋上研修船「とうかい号」でしか味わえない団体生活やオリジナルプログラムの体験を通じ、人と自然とが共生し、豊かな社会を実現することのできる、個(個人の確立)と公(公共心の創出)の調和を目指します。

私たちは、常に“自然”と共生しています。

それは、「自然の叡智」(すべてのいのちが地球上に共に生きるための知恵と技)によって絶え間なく進化できているおかげだと思います。

第32回JC青年の船「とうかい号」は、“世界の中の日本”という広い視野から、日本初の世界遺産登録地、“屋久島”に船先を向け、出航いたします。東海地区の各地域から乗船される600名の皆様は、団体生活の中で個人の役割を明確に、規律ある行動を重視しながら、充実した研修と安全な航海を体験して頂きます。そして国際青年の皆さんと共に、すべての愛情を持って“いのち”のつながり、大自然の息づきの素晴らしさを体感し、若い世代の仲間同士が感じた事を分かち合える、そんな洋上研修・国際交流を実践したいと思っています。

さあ、「とうかい号」をフィールドに、私たちの"次世代のかたち”を大いに語り合おうではありませんか!

マークは円形とし、角をとることで次世代を担う青年の未知なる可能性と“世界につながるすべてのいのち”を表現しました。

外円を緑色にし、その色に“地球”・“自然”のメッセージを託しました。屋久島の大樹をイメージし、上半分にイラストしました。その大樹から伸びる太い幹・太い枝からは力強さを、まっすぐに伸びる堂々とした形からは、凛とした誠実さを感じとって頂きたいと思います。

また「とうかい号」にかかわるすべての方を表現するため、バックを鮮明な黄色とする事で、輝かしい「希望」を表現するとともに、自然の恵みである太陽が昇り行くさまを表現したことにより、「力強さ」を感じて頂きたく思います。

船後方から上がる虹は、下船後、ますます広がる乗船者の友情と信頼の架け橋をイメージしました。

「とうかい号」シンボルマークの両脇に、4ブロックを表現した星(スター)を入れました。バランス良く左右対称で上下の差のないそこからは、4ブロックの深い友好関係を表現するとともに、なにより32船を支えていただける東海地区4ブロック89LOMの友情を意味しています。

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