第45回青年の船「とうかい号」 > 基本方針・スローガン
本部長基本方針
本部長 林 謙介
アジアと日本のかけ橋となる青年の育成を目的として継続されてきた「とうかい号」は、洋上での集団生活と研修から主体性と協調性を学び、寄港地での国際交流から歴史や文化の見識を広げ、地域をおもい前向きに挑戦できる青年を輩出してきました。
若年層の人口減少が著しい社会情勢や、日本を取り巻く世界の環境が大きく変化している今だからこそ、あらゆる場面で先頭に立ち、周囲を巻き込み時代を切り開く人財の育成が必要です。自らが住み暮らす地域に誇りと愛着をもち、新たな時代を築き上げるため、明るい未来の扉を開ける人財の育成を目的として第45回JC青年の船「とうかい号」は出航します。
前向きに挑戦できる人財育成のために
自らを変えることができるのは自分だけです。そして自分を変えることができれば周囲の人たちを変える機会となります。「とうかい号」の研修プログラムを通じて「和」の精神性や他を慮る心、国や地域に対する主権者意識を育みます。さらに夢や目標を持つことで挑戦できる精神が形成され、どんな環境においても失敗を恐れず前向きに挑戦できる人財へ成長できる場を提供していきます。
未来志向の関係構築のために
寄港地で現地の人との交流だけでなく、寄港地の文化や習慣に直接触れ合うことができる「とうかい号」の国際交流は日常にない大きな経験となります。そして、未来志向の関係性を構築していくためには、自身に自国を誇れる国家観を備え交流することが重要です。「とうかい号」では、国や地域への誇りや愛着が自国を誇れる国家観として、他国と共に未来を見据えた相互理解と友好を深められる国際交流の機会を提供していきます。
生涯の仲間を求めて
「とうかい号」での洋上生活は、自分にとっての損得だけを判断する得手勝手な自己主張だけではなく、一人ひとりが主役となるための主体性と協調性が必要です。チームメイトの多様な価値観を受け入れ、学びや気づきを繰り返し経験しながらチーム内の信頼関係を構築していきます。「とうかい号」でしか経験できない船内生活を通じて、日本人が古来もつ「和」の精神性を育み、一生涯の仲間を生み出す機会を提供します。
下船後「とうかい号」で学んだこと、経験したことを自身が所属する企業や地域など、あらゆる場面で活かしていただくことで、未来の扉を開く人財として成長を遂げていると確信します。すべての出会い、すべての出来事に感謝し、何事にも成長の機会と捉え前向きに挑戦し、将来に希望が溢れる日本創生の核となる東海を創造します。