乗船者の声
Voice of the crew

金 美齢さん

金美齢(きんびれい)様

1934(昭和9)年生まれ、台北出身。1959(昭和34)年来日、早稲田大学第一文学部英文科入学。1971(昭和46)年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位修了。多くの大学で講師を歴任、早稲田大学では20年以上英語教育に携わる。テレビを始め、新聞・雑誌など各種メディアにおいて、家族・子育て・教育・社会・政治等、幅広い分野にわたって様々な提言を行っていらっしゃいます。ご自身も第36船にて講師として乗船された経験があります。


三重県知事 鈴木英敬氏

鈴木 英敬 様

昭和49年8月15日生まれ。三重郡菰野町千草出身。灘中、灘高を経て、東京大学経済学部卒業。平成10年通商産業省(現:経済産業省)に入省。中小企業支援、特区や農商工連携といった地域活性化などを担当され第1次安倍政権時には官邸スタッフとして、教育再生や地球環境問題に取り組む。ご子息ご誕生時に男性の育児参画推進のため、育児のための休暇を取得(知事として2人目)。ご自身も第37船で研修委員長として乗船されました。


一般乗船者① Y・Kさん(女性)

 社長から「とうかい号」への乗船の話を聞いた際、とても悩みました。しかし、会社の先輩や仲間に相談し、思い切って乗船を決意しました。最初はとても不安でしたが、乗船を終えた今、乗船して本当に良かったと思っています。
 今までのわたしは、自分の意見より周囲を気にしてしまい、自分の意見をなかなか言い出せませんでしたが、自分の意見をはっきりと発言できるようになりました。また、限られた空間の中での8日間の洋上研修では、自分自身を見つめ直し、仲間を思いやる気持ちや感謝の気持ちを養うことができました。
 今回の乗船が私の人生において、かけがえのない財産となったのも、皆の支えがあったからだと思います。ありがとうございました。


一般乗船者② T・Mさん(男性)

 乗船前は、どんな人と出会えるのか少し不安もありました。しかし、他の乗船者と顔合わせしてから、不安から期待に変わりました。また、愛知ブロックのチームリーダーの役割を経験することで、自分が一番苦手な分野の克服ができました。
 いつもは、指示されて動いている人間だったが、リーダーとしての立場の気持ちが分かるようになり、仕事においても上司の言っている意見を少しでも理解しようとする動きに変わりました。


企業コメント① D社

 弊社は、19年前から毎年1名ずつ「とうかい号」にリーダーシップ研修として、乗船者を輩出し続けています。弊社が、「とうかい号」に社員を乗船させ続けるのには、大きく3つの理由があります。
 1つ目は、輩出先企業様の多くがJC関係者の企業様である中で、社員にJCの中身を見て欲しいという想いです。普段、社長はJCで何しているのだろうという社員の疑問に対し、自分の目で確かめてもらいたいのです。素敵な事業だから自信を持って見にきて欲しいのです。
 2つ目は「とうかい号」にという船は、輩出先である各企業様から、選りすぐりの人材が集まる場ということです。各会社を代表して乗船する志の高い人間がみる将来を一瞬でもいいから、共有してもらいたい、会社とは違う自分の世界を作ってもらいたいという思いからです。
 3つ目は、1週間という長い時間、会社を空ける事は、多くの仲間に支えられているという事への感謝を実感するチャンスだという事です。乗船する社員は、毎回社内推薦で決定しております。乗船することで、1週間の間が空きますが、バイトやパートは雇いません。会社の他のメンバーにフォローしてもらいます。乗船社員は、皆が支えがいのある社員を選び、フォローしてもらうことで感謝の気持ちを実感し、そこには友情も芽生えてきます。乗船社員は、1週間の洋上研修を終え帰港するときには、下船後にも帰る場所があるありがたみも実感します。
 確かに、社員を1週間乗船させることは企業にとっても大きな負担です。しかし、会社もチャレンジしなければいけません。社員の成長は、会社の成長です。
 今後も、社員研修の一環として、乗船させたいと思っております。
 心より社員様の研修にこの「とうかい号」をお勧めいたします。


企業コメント② N社様

 弊社は、毎年「とうかい号」にに参加させていただいております。1週間の限られた空間での洋上研修船では、様々な職種の仲間と語り合い、時には口論し、助け合いながら1つの目標に向かい、新たな世界観を発見してもらいたいと思っております。
 また、自分自身を見つめ直し、皆を理解することで家族や会社、仲間などに感謝する気持ちを養っていただきたいです。下船後は、率先して行動し、コミュニケーション能力、協調性を養ってきたように思います。
 今後も、社員研修の一環として、「とうかい号」にに乗船させていただきたいと思っております。